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イヤイヤ期の終わり

キーワード (3歳1ヶ月 1歳3ヶ月 イヤイヤ期)

3歳1カ月と、1歳3ヶ月になる息子の母です。 学年的には年子にならないのですが、2歳離れていない子ども達との毎日はアラビアンナイトの如く語りつくせないほどのエピソードでいっぱいです。

その中でも、特に印象に残っているのはやはり上の子のイヤイヤ期。上の子のイヤイヤ期は次男が生まれる 少し前から始まりました。

長男はもともと人見知りや場所見知りもなく、言葉もよく話し、特別にママっ子というわけでもなかったので、どちらかといえば手のかからない子でした。 しかしそれが突如、赤信号になった横断歩道を渡れないのが気にいらなくて道路にひっくり返って泣いたり、 自分の気に入るように電車のおもちゃを動かせなくて 泣き叫んだりと、こちらもどうにもできないことで イヤイヤしだしたので戸惑いました。 今までぴよぴよで少し大きいお子さんのお母様方が手を焼いている様子を見てきた私は、まさか自分の子にも イヤイヤ期が来るとは思いもよらず、次男のお世話も 始まったばかりだったこともあり、イヤイヤ期がいよいよ自分の番になってしまったことに目の前が暗くなったような気分でいました。

そんな途方に暮れる私の様子をみたぴよぴよスタッフさんたちが「3歳になれば楽になるよ」と、何度も励ましてくれました。育児経験の長い方々が言うのだからきっとそうなんだろうなと思った私は長男が3歳になる日が待ち遠しくてならず、指折り数えながら日々を過ごしていきました。

イヤイヤ期のピークの頃は毎晩毎晩、いかにこの時期を私が楽に過ごすか、いかに子どもとの関わりの中でイラ イラしそうな場面を予防するか、そんなことばかり考えて いましたが、そのうちに次男の動きも段々と活発になり、 ふと気づけば3歳のお誕生日が近くなっていました。そんなある日、長男と2人でお友達の結婚お祝いをするために電車に乗ってお出かけをする用事がありました。終始とても楽しく過ごすことができ、いつの間にか「イヤイヤ期」がおそらく終わっていたことに気がつきました。

過ぎてしまえば、なにをあんなにイライラと悩んでいたのか、思い出せないほどです。むしろ、もう少し深い心でイヤイヤを受け止めてあげればよかったんじゃないか、 もう少しできることがあったのではないかとすら思える ほどです。といっても、その時はいっぱいいっぱいで、 いつ終わるのかもわからないイヤイヤ期にやきもきしていたのでどうしようもなかったのかもしれませんが…。

長男はこの春から幼稚園に通う予定です。 今では長男のイヤイヤは落ち着き、弟とよく遊んでくれる頼もしい存在です。親としてはまだまだ不安なこともありますが、入園式の日を楽しみにできるようになりました。 これもぴよぴよのスタッフさんをはじめ、ぴよぴよには 私たち親子の状況に理解を示してくれる方が多かったからだと思います。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。(S.Y)

もうすぐ幼稚園

キーワード (3歳3ヶ月 ぴよぴよ)

3歳3ヶ月の娘の母です。

ぴよぴよに初めて行ったのが娘が4ヶ月の時だったので、通い始めてもうすぐ丸3年になります。

元々心配症だった私は、出産を機にそれが酷くなってしまい、毎日びくびくしながら子育てをしていました。4ヶ月検診の時にそんな私の様子を気にかけてくれた保健師さんが教えてくれたのがぴよぴよです。

娘は生まれた時からマイペース。細切れ睡眠で私は毎日寝不足でした。しかも寝返りやハイハイ、つかまり立ちに歩くこと、全てがゆっくりで私はひとり焦っていました。家で娘と二人きりだと寝不足ということもあり、色々 考えてしまうので、ぴよぴよに来て遊ばせていました。 ここへ来るとスタッフさんが丁寧に話を聞いてくれたり、先輩ママさんが声を掛けてくれたりして、帰る時には心が軽くなっていました。もちろん、娘も楽しんでいましたが、私自身のために通っていた部分が大きいです。

そんな娘もあんなに悩んでいたのが嘘のようにあっさりと歩き初め、「あんなにずっと寝ていたのにね」と言われるほどすばしっこくなりました。

その後も3歳前に本格的なイヤイヤ期と反抗期が同時にきたり、オムツが取れなかったりと悩みはつきませんが、娘はあいさつのできる物怖じのしない子に成長しました。これもひとえにぴよぴよで赤ちゃんの頃から色んな人に出会えたからだと思います。そして、スタッフ さんや知り合えたママさん達に私が励ましてもらって、未熟ながらもなんとか頑張れたからだと思います。

4月からは幼稚園。不安はありますが、3年ちょっとでたくさん成長した娘を信じていきたいと思います。 そしてぴよぴよに通える期間もあと少しですが、私たち親子が心の拠り所としてまだまだお世話になるつもりです。これからもよろしくお願いします。(A . Z)

お母さんの“声”

キーワード (会話)

よく「こんな小さい子(赤ちゃん)に何を言っても分からない」という言葉を耳にしますが、私はそんな風に考えた事がありません。どんなに小さな産まれて間もない赤ちゃんだって、お母さんの“声”を聞いています。“話”を聞いています。むしろ聞きたがっていると思います。

だって、お腹の中で聴神経が形成されてからずーっとお母さん、お父さんの声、会話を聞いていたのだから。 産まれてくると、忙しかったり、疲れてたりで赤ちゃんに話す(声をかける)事が少なくなったりもします。そういう時、赤ちゃんは泣いたり、声をあげたりすると思うんです。 改めて「声をかける」と考えると“そんな暇はない、休ませて!”と思うかもしれませんが、例えばトイレに行きたい時「トイレに行ってくるね。」と言うだけ。ご飯を食べる時「(今から)ご飯を食べます。いただきます。」と言うだけ。 赤ちゃんが寝ている時でも小声で言うだけ。赤ちゃんが「あーっ」と声をあげたら「なーに?」って答えるだけ。泣いている時や起きている時は黙って抱っこしないですよね。夜、赤ちゃんも寝てくれた、さぁ自分も何気ない日常会話をお腹の中で聞いていたと思えば、 それほど大変な事ではないと思います。

昔、結婚前の主人が体験した事。友人らと食事をしに行った時、数ヶ月の赤ちゃんを連れた友人が一緒でした。赤ちゃんのお母さん、お父さんは会話に夢中で一所懸命に声を出し会話に参加したがってた赤ちゃんの声に気付かない様子。 しばらく声を出していた赤ちゃんも疲れたのか気付いてもらえない寂しさか黙ってしまいました。その顔は無表情だったそうです。それを見た主人は、自分から赤ちゃんに声をかけ、あやすと赤ちゃんの表情は戻り笑い始めたそうです。

私の母が兄の子育てに体験した事。母は本好きでしたが兄が産まれると好きな本を読む時間もなくなりました。そこで母が思いついたのは授乳中に本を読む事でした。しばらく授乳中に本を読む事を続けたある日、兄が笑わなくなった事に気付いたそうです。母は慌てて授乳中の読書をやめたそうです。そして沢山話しかけ笑いかける様にすると兄も笑う様になったそうです。

夜の流血事件

キーワード (事故 怪我)

1 月中旬、週末の夜にある事件が起きました。

寝ようと電気を消したものの、息子はまだ元気が有り余っているのか、ハイハイしていました。 「まだ寝ないのかな…。」と思ったその時に口元に痛みが走りました。「痛っ!!」と叫び、歯が折れたと思いました。息子が口元にドン!と乗ってきたので す。

痛みで訳が分からず、主人に「電気を付けて。」 と言ったとたんに、何やら流れてくる感触が…。 電気が付いたら、床に血がポタポタ、口元には痛みがあり鏡で見るのも怖く、とりあえず止血処置をしました。しかし、なかなか止まらず、縫うのかな…と頭を遮りながらも何とか止血することが出来ました。

止血後に鏡を見ると鼻の下と唇に 2 ヶ所くっきり前歯の歯型が付いていました。まだ1才になったばかりの息子に怒る訳にもいかず、1週間はマスク生活を余儀なくされました。

小さな子どもは親に乗りかかってくるものです。普段より構えて注意はしていましたが、歯が折れなくて良かったと思います。

息子が大きくなったら思い出話として語りたいと思っています。(笑)